半田国際交流協会
Handa International Association


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032012年ミッドランド 派遣生徒3人の感想文

榊原えりこ(中央)   私にとって初めてのアメリカ

榊原誠斗(左側)   初めての外国

清水聡子(右側)   忘れられない3週間


感想文:原文のままです。

私にとって初めてのアメリカ   榊原えり子

 それはどんな言葉を並べてもいい表せないくらい楽しくて、素晴らしい経験を私に与えてくれました。 飛行機から降りてサギノー空港で一軒目のホストファミリーのキッシンジャー家族と初対面をしたとき、緊張のあまり自分の英語を最大限に発揮して話すことができませんでした。

だけど、ホストシスターのレズリーが私の英語を理解しようとする姿勢が私に大きな安心を与えてくれました。ここの家は農場をもっており、毎日が初めての体験でした。馬が13頭、牛が二頭
、朝晩毎日山羊の乳搾りをしたり、毎日にわとりの卵をとったり、馬のえさやり、乗馬など、私はファーマーの娘としてたくさんの経験をしました。

 二軒目のファミリーは私を紹介するとき、いつも「この子は私たちの娘で、日本からきたんだよ。」と言ってくれました。その言葉が私を本当に幸せにしました。私を本当の家族のひとりとして接してくれました。だから私もホストファザーやホストマザーに甘えられたし、たくさんの話をすることができました。

 三軒目のファミリーでは、元気な兄妹のひとりとして楽しく過ごしました。時にはしゃいだり、時には喧嘩をしたりする兄妹を見ていると自分の兄妹を思い出しました。とにかく楽しかったです。

 帰国する前日に夜空を見に連れて行ってくれました。半田では見ることのできない夜空とそこで見た流れ星は最高にきれいでした。 また私がアメリカに行って多く感じたことは、ひとりひとりが自分の意見をしっかり持っているということでした。

 以前は私も自分の意見や意志を曖昧にして、他の大多数の意見にあわせてしまったり、どっちでもいいと中途半端に答えることが多くありました。だけどアメリカに行って意見を求められることが何度かあり、その度に自分が人まかせにしようとしていたことに気がつきました。

 それで私は自分の意見や意志をしっかりと持ち、はっきりとそれを伝えられることが大切だと強く感じました。残念ながら私はまだ、英語では自分の意志をそのまま伝えることができませんでした。だからこれから英語を一からしっかりと勉強し直して基礎をもっと固めて、その上で自分の英語にもっと磨きをかけていこうと思いました。

  私を受け入れてくれた家族はとてもあたたかく、優しい心を持っていました。そして私自身を大きく成長させるきっかけを作ってくださいました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 ホストファミリー、ミッドランドのみなさん、半田市のみなさん、そしてこの企画に応募するように後押ししてくれた両親に心から感謝しています。ありがとうございました。


 

初めての外国  榊原 誠斗 (半田東高等学校2年)


 英語が大好きでこのプログラムに応募をした。 出発の日すべてが新鮮で心のワクワクが止まる気配が全くなかった。その気持ちを持ちながらミッドランドに出発をした。

 到着をすると一軒目のホストファミリーであるヤロス家の人たちが「Welcome Makoto」と書かれたボードを 持って待ってていてくれていました。 そこからその家族と空港で話したあと家に向いました。ミッドランドでは野生のリスや鹿がそこかしこで見られる初めての体験がたくさん出来ました。とにかく最初の印象は広いというのしか無かった。

 一軒目ではデトロイトのフォードの車工場のツアーに行き、ミッドランド市内を案内してもらい、二件目では自然博物館行ったりミシガン湖で釣りをして一番大きな魚を釣って、三件目ではテントで寝たりキャンプファイヤーしたり、軍人とであったり、メジャーリーグをみる貴重な体験も出来ました。最初は聞くのに必死だった英語も後半になってくると聞き取る事が出来るようになって自分の成長を実感もできました。

 ですが聞くことは出来ても返答に困ることが出てくるので歯痒い体験でした。日本食もホストファミリーの方々は美味しそうに食べてくれてとても嬉しかったです。

 今の自分の持っている英語の語学力ではまだまだ現地の人たちには自分の気持ちを伝えきることができていなかったのでこれから英語力を磨いてその上でもう一度ミッドランドを訪れたいなと思いました。 価値観などが変わったとてもいい体験が出来ました。



忘れられない3週間     清水聡子

 今回のミッドランドは私にとって初めてのアメリカでした。生涯に一度は行ってみたかったので、行く前からとても楽しみで沢山準備をしました。

 サギノー空港に着いたときに、飛行機の到着が遅れたのにもかかわらず、ホストファミリー、ミッドランド市長など大勢の人が出迎えてくれて本当に嬉しかったです。空港から一軒目に行く車の中から広大な大豆、とうもろこし畑を見て、ここがアメリカだということを実感しました。 滞在中は色々な所へ連れて行って貰いました。

 一軒目では、ミッドランドの象徴のトゥリッジ、サギノーの港町、五大湖、マキナック島、国立公園に行きました。サギノーではボートに乗ったり、遊園地、自然体験館に行ったりしました。

 二軒目ではデトロイトに大リーグ、タイタニック展を見に行ったり、モスクで礼拝を見たりしました。三軒目ではミュージカルを見たり、教会、ボーリングに行ったりしました。どれも大切な思い出です。

 現地では沢山のお友達を作ることができました。中でも三軒目の子とは本当に仲良くなって、次女のマディちゃん、弟のウィリアムくんと映画を見たり、卓球、テニス、ボーリングをしたりしたことは一生忘れられません。一緒に遊んでくれたマディちゃんのお友達とも沢山笑い合って、言語は違っても言葉ではなく心で繋がることができました。情報社会の現代において忘れがちなものを目の当たりにした気がしました。

 私の一軒目の女の子は去年ミッドランドから半田市に派遣された子で、又、マディちゃんは来年半田市に来ることを希望していて、私を受け入れたことでますますその思いが強まったと言ってくれました。本当に嬉しかったし、人々の繋がりも感じました。

 現地の人々は、日本語が話せるようになりたいけど難しすぎて無理と口を揃えて言っていました。私は以前から日本語教師になりたいと思っていて、今回その様な人々がいることを知って、絶対になって世界中の人々の力になりたいと強く願っています。

 ミッドランドの人々にも、いつか自分が日本語を教えることによって恩返しがしたいです。 私は以前オーストラリアに2週間ホームステイに行きましたが、3週間という長い間家族と離れて過ごすのは初めてでした。

 自分の家で今まで何不自由なく暮らせたのは父、母が私の事を第一に考えて色々と助けてくれたからだと思います。本当に身にしみてありがたいと思いました。

 またミッドランドでホストファミリーが話す早い英語について行けなかったときに日本語で分かりやすく通訳をして下さった河北さん夫妻をはじめ、色々と気にかけてくれた市長さんや役員さん、貴重な体験をさせて下さったホストファミリーには本当に言葉で表せないくらい感謝しています。

 また今回無事に行ってこられたのも準備や滞在中に本当にお世話になった半田市の方々のお陰です。本当にありがとうございました。

 

 


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